今後の働き方はどうなるか 〜アフターコロナ
か、会社に人がいない!!
現在、弊社でもご多分に漏れず在宅勤務が推奨されておりますが、
私は毎年今の時期、教育系システムの「年次更新作業」という、
・先生方のご異動
・児童生徒の卒業、転出・転入、進級、入学
に伴う名簿情報や共有フォルダのデータ移行等を実施する為に
データセンターに常駐し、作業を実施しております。
そんな中、どうしても会社に行かなければいけない用事があり、
久しぶりに会社の方に出勤したのですが・・・
か、会社に人がいない!!
・・・と、冒頭の言葉につながるわけです笑
思わず今日は休日なのかと錯覚する程の人の少なさに
びっくりしました。
普段、メール等で業務が流れていることは目で追っていて、
皆、割と普段通りに仕事をしているように感じていたので、
こう、実際会社に人がいない光景を目の当たりにして驚いたのと
同時に、『踊る大捜査線』の1シーンを思い出しました。
もはやかなり昔のドラマになるので、ご存知でない方も
いらっしゃるかもしれませんが・・・。
簡単に言うと、織田裕二さん扮する青島という所轄の刑事が、
柳葉敏郎さん扮する本庁の捜査一課でエリートである室井管理官に
見出され、ある日本庁に招かれました。
本庁に入る青島。捜査一課の部屋に入り、驚きます。
誰も座っていないデスクがずらーっと並んでいるのです。
なんでも、捜査一課の刑事は常に事件に追われて出払っているとの事。
先日の私が見た社内の光景は、なんかこのシーンに似ているなぁと
思ったんですよね。
まぁ事件は会議室で起きてるんじゃない
ので、常に出払っていてしかるべきですし、それで十分業務が回ると思います。
ただ、そういう仕事だけではないですよね。
今は政府の外出自粛要請もあり、このような状況になっていて、
一部では、会社に集まって仕事をする事自体がナンセンスであるという
声も聞こえてきます。
(例)その出社、本当に必要か 「出社主義」から抜け出る方法
https://globe.asahi.com/article/13080448
まぁ上記の記事とは論点が少し違いますが、これまで当たり前のように
会社に出社して、PCに向かって仕事をする、といった事を当然として
強いられてきた人たちが、このような状況になり半強制的に在宅勤務を
実施する事になり、意外と仕事が回る事で、もう
出社する必要ってないんじゃないか
って、特に若い人たちは感じるのではと思っています(偏見かも)。
でも単純にそう考えるのは危険かなって私は考えます。
もちろん会社に行く事自体が目的になるようでは良くないですが、
実際に会社で一同に介して仕事をすることで、
- コミュニケーションが密になる
- 困ったときに助け合える
- 会社、組織への帰属意識が持て、仕事へのモチベーションにつながる
- 電話がかかってきた時にすぐに取り次げる笑
などのように、メリットもあるんだっていう事は忘れてはいけないと
思うんですよね。
仕事だけではなく、学校もそう。
ホリエモンこと堀江貴文さんもツイッターで「学校に行かなくていい」
という投稿をしていました。
もう別に学校永遠に行かなくていいよ。オンラインで十分
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) April 6, 2020
“学校再開はおかしい” 高校生がネットで署名活動 兵庫 (NHKニュース) - https://t.co/7hmXgXdLAe
確かに学力だけ見ればそうなのかもしれませんが、学校ってそれだけでは
ないとも思っています。
私の仕事内容的には、オンライン化が進む事は大歓迎ではあるのですが、
会社にしろ、学校にしろ、何かしら必要だから先人達から続けられて
きた事だとも思うので、
大事な事は何か。
守らなければいけないことは何か。
コロナウイルスが終息した後の社会の在り方みたいな事は
考えていきたいと思いました。